大変な世の中です。油断ならぬ状況がこうも長引くのはほんとうに堪えるものですね。
少しでも状況がよくなることを願うばかりです。
ブログはできるだけいつもの感じで、元気よくいきたいなと思います。
さて、名付けておきながらなんとも不思議な名前です…「しじみビワコ」。
これで4色めとなった僕ら2人が作るオールペイントのカングー。
みなさんと同じで僕たちにも作りたいカングーがあって、チャンスを見つけては作ってきました。カフェクレム、ブルービワコ、ろくじぞうグリーン。どの色も自慢の娘たちです(笑)。
前置きが長くなりました。今回はこんな話。どうぞ!
2人の思ういい色
塗ってみたいイイ色が僕たちそれぞれにありますが、タイミングや2人の意見、気分がぴったり揃うことが時々あります。(時々ですが笑)
「次はこの色やね!」ということになれば、それはそれはごきげんな色に違いありません。
チャンスが巡ってきたので、さっそくペイントです。
できました!
カフェクレムよりも味の濃いベージュです。イメージした通りのかっこいい色です。 バンパーなどは定番のブラックアウト。
サイドマーカーのオレンジ化はマイブームです。
4月8日追記
カフェクレムと並ぶチャンスがあったので撮影しました。
並ぶとよくわかりますね、こんな違いです。
名前をつけなくちゃ。
今回は再び「琵琶湖」を名前にいれたいなぁと2人で話していました。あれやこれやと持ち寄るもいいアイデアがでてきません…。
悩んだ結果、「そうだ、琵琶湖へ行こう」。行けば見つかるはず。
外環状線を五条通まで北上し、逢坂山を抜けたら大津港です。
売り物の、ましてや塗りたてのカングーなのでけっこう緊張します。
とは言え道中の桜はみんな満開、近江大橋を渡るころには開けた窓にひじを置いちゃって、もういい気分になっています。
大津市から長浜市をつなぐ、さざなみ街道。
湖の脇腹に沿って、中くらいのカーブといくつもの川をまたぐ橋のアップダウンが続きます。ところどころで麦畑が青々としています。
ちょっと寄り道もしながら...
琵琶湖大橋をこえて5分くらいのところ。今日のメインにやってきました。
ここに来たらなにかヒントがもらえるはずです。
BIWAKO DAUGHTERS(ビワコドーターズ)さん
ビワコドーターズさんに来ました。
~地元の方々はもちろん、遠方の方、若い方にも湖魚(こぎょ)の美味しさを知ってほしい。(中略) 私が家族を通して観てきた琵琶湖を守り、今に、そして後世に伝えていきたい。~ ※HPより抜粋
琵琶湖の「おいしい」をデザインの工夫とともに精力的に発信されているすてきなお店です。
店主の中川さん、ニコニコ気さくで会うとハッピーをわけてもらえる琵琶湖のプロです。
中川さんに、新色の名前が決まらないという悩みを無理やり聞いてもらいながら(笑)、お買い物です。
悩んでるなら行っといでと教えてもらった、ビワコドーターズからすぐの、菖蒲(あやめ)漁港に歩いてきました。
観光客のためのありがちな色気や配慮みたいなものがここにはないため、静かでとても自然体。ここから舟を出して漁に出るんだそうです。
隣り合ってビーチもありました。遠くに見えるのは沖島かな。
琵琶湖で暮らす人たちの「いつもの景色」を見せてもらいました。
...ところで色名ですが、
味見させてもらったお味噌汁がとてもおいしかったので、買って帰った獲れたてのしじみ。
セタシジミと言うくらいですから、ふるくから瀬田川が有名ですが、ここ「野洲のしじみはまた違う。おいしいんですよ!」と教えてもらいました。
2晩続けてお味噌汁にしていただきました。
これだわ、きました、これです!
「しじみビワコ」で決まりです。
レーザー加工
名前が決まったので、ちょっと特別なアイテムを作ります。
切り出したナビの本革パネルにレーザー加工機で、できたばかりのしじみビワコのマークを入れます。
ついでにヌメ革のハギレでおにぎり型のキータグも作製。
どちらもお買い上げのお客様にプレゼントする一点ものです。
ストーリー付の食材は体温があって心からおいしいね。
僕たちのこのカングーにもちゃんと体温が伝わればうれしいです。
追伸
琵琶湖贔屓な方には、(しじみ汁といきたいところですが笑)これまたおいしい「びわ湖のお茶」を店頭にてお淹れします。一緒にのみましょう。
ビワコドーターズさんオリジナル商品です。
●ビワコドーターズ
住所 滋賀県野洲市菖蒲230
電話 077-532-7779
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